2011年8月よりレバレッジ規制で上限25%へ

今、個人投資家の間で最も人気の金融取引FXですが2011年8月よりレバレッジの上限を25倍までとする金融庁によるレバレッジ規制の施行が決まっており、FX業者と投資家に打撃を与えることは間違いなさそうです。

レバレッジ規制が行われる主な目的は、高レバレッジにより顧客が被る不足の損害、顧客の損失が証拠金を上回る事で生じる業者の財務状況への影響に対する保護としていますが、実際にはこの規制を喜ぶFX業者と投資家は全くいないのです。

何より高レバレッジを売りにしていたFX業者は廃業に追い込まれることにもなりかねません。

実際、2010年6月にEMCOM証券(みんなのFX)は廃業となりました。

そして、NTTグループという大手傘下であるNTTスマートトレードも2011年6月をもってFX事業を終了することを決めたのです。

NTTスマートトレードFX事業終了(2011年6月)へ・・・

NTTスマートトードは2007年にFXに参入したばかりでFXに関してはかなり歴史の浅い業者です。

当初は取引手数料がかかる、スプレッドが狭いなどコストがかかることで敬遠されていましたが、NTTというバックボーンを盾に安全性・信頼性を全面に打ち出すことで徐々に顧客を増やし、2010年からは取引手数料を無料とし、その前年にはスプレッド幅を縮小するなどして努力を重ねてきました。

また、スワップが高いのでスワップ狙いの長期投資に向いているとして今ではたくさんの顧客がついています。

そんなNTTスマートトレードは2011年6月にFX事業を終了することを決めた訳ですが、気になるのは終了後の顧客の保有ポジションおよび口座の行方です。

NTTスマートトレードでは、希望があればカバー取引先であるセントラル短資FXに保有ポジションおよび口座を移管するとしています。

移管を希望する場合には、セントラル短資FXの商品「FXダイレクト」もしくは「セゾン外資FX」のどちらかを選択します。

移管は口座そのものがされるのでポジション決済する必要はないようです。

FX取引終了日と受け渡し取引、両替の最終受付日はそれぞれ異なりますので口座をお持ちの方はNTTスマートトレードHPにて確認が必要です。

どうする!?レバ規制後を見据えた投資家の動き

このように、2011年8月レバレッジ規制へ向けて統合・撤退を考えるFX業者は更に増えてくると考えられます。

しかしながらこれはあくまでも日本国内のFX業者にしか適用されない規制ということを忘れてはいけません。

ですから、今後はこういった規制にとらわれない海外のFX業者に口座を持った方が良いと考える日本人投資家が増えているといいます。海外の場合レバレッジ無制限という国さえあるそうですから。

ある程度のハイリターンを狙いたいのであればこれから海外FX業者を利用していくのもいいのかも知れませんね。

ただし、今まで以上にリスク管理をしっかりと行わなければなりませんよ。

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