NTTスマートトレードFXは、後発にもかかわらず、ビッグボーナス的な特典に乏しい業者です。とは言っても顧客満足度をアップさせる努力を何もしていないわけではありません。1000通貨単位の取り引もその努力の結果として生まれています。
証拠金とレバリッジの関係
NTTスマートトレードのホームページを読んでいくと、取り引方法について、簡潔でわかりやすい説明がなされていることに気がつきます。それは、「お取引ガイド」のページにその姿勢が最も良く反映されています。
必要証拠金についての説明では、証拠金とレバリッジの関係が表で説明してあり、ポジション維持に使っていない証拠金を、余剰証拠金としてどのように使えるか。決済には証拠金は必要ないということが書いてあったり、両建て(売りと買いのポジションを同時に持っていること)時の必要証拠金の説明は、図で解説されています。
またレバリッジは口座解説時に固定となっていますが、高いレバリッジへの変更は可能で、その変更手順もわかりやすく説明してあります。さらに実際の取り引方法についても、わかりやすい説明があります。
約定の仕組み
顧客が売るレートと買うレートをイラストで説明してあり、その差がスプレッドであることが良くわかります。また実勢レートで約定するストリーミング方式の説明では、その約定の仕組みが詳しく説明されています。それは顧客が売り又は買いの注文を出し、NTTスマートトレードのサーバーに届いた時点で約定すると説明されています。これはインターバンクに注文することなく、NTTスマートトレードが売買注文を受け付けた時点でNTTスマートトレードが売買を成立させることを意味し、迅速な約定を実現するということだと思われます。
ある意味、NTTスマートトレードに売買を委ねることになりますので、誠実に運用してくれるなら顧客にとってメリットはあるのですが、NTTスマートトレードの裁量が増えることになり、それは逆に懸念される部分でもあります。
スリッページ機能
またとかくわかりにくいスリッページの設定機能についても、詳しい説明がありわかりやすいです。これは、顧客が発注するレートとは違うレートで約定することをスリッページと言いますが、この差が大きくなると約定自体が成立しなくなります。この不成立を防ぐために、予めスリップの許容範囲を指定しておくのがスリッページ設定機能です。決められた範囲内の誤差であれば、売買を成立させても良いということで、今買いたい又は売りたいという時に約定しないという機会損失を防ぐのが狙いです。
顧客にとっては良い機能と言えますが、なかなか厳格にその機能が実行されないのが問題にもなっています。いずれにしてもこのような機能解説がわかりやすく説明されていることは、他の業者に比べ一味違うFX業者として、その地位を高めています。




